[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
犬も歩けば穴に落ちる
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2010.01.03 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
グレープフルーツ・ジュースを古本屋で買ってきた。
テレビに出ていたオノ・ヨーコの、ジョン・レノンを悼む沈黙があまりにかっこよかったので、夜中に自転車をこいで買いにいった。
帰って、開いて、また閉じて。
ご飯を食べて、お風呂に入って、部屋掃除して、また開いたけど、また閉じた。
背筋が冷えていくほどに、つよい言葉の連なりである。
何かをあてれば散るかと思って、だらだらニュースを流しているが、やっぱり未だに読めないでいる
2009.12.28 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
「なんかもう、うんこだよ」
と、弟に言ったら
「そうだね、ねぇちゃんは形而上学的うんこってかんじがするよ」
と言われた。
とりあえずわたしは形而上学なうんこらしい。
2009.12.19 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
吉野朔美大先生の『栗林かなえの犯罪』のなかに、こんなセリフがある。
「女は自分のことを追いかけそうもない男が好きなのさ
男も自分のことを追いそうもない女が好きなんだ」
大人数の飲み会に出てみたら、うっかり、二人の女が一人の男をとりあう場面にいきあってしまった。
両方とも、男の気を引こうと必死で、相手を蹴散らそうと必死である。
自分のほうが男と親しいことを暗に示そうとして張り合い、男の気をすこしでもひこうとして痛々しいほど媚びをうる。ふつうならそんなこと絶対言わないであろうやさしげな女の子が、はやるあまりにひどくえげつない言葉を口にするのを見ていると、恋ってむごいなぁと思う。
「恋をするって、もっと楽しいものだと思っていた。こんなに自分が醜くなって、こんなに自分が嫌いになるなんて思ってなかった」
と、いうセリフをどこで読んだかは忘れたが、そんな女の子の姿を見かけるたびに、ああ本当にそのとおりなんだなと思う。ちょっと抱きしめたいぐらい、その切実なすがたが愛おしい。
けれど、そこまでして想われた男が秋波を送っていたのは、男にさほど興味のなさそうな、第三の女にであった。
なんだかとってもやりきれないが、世の中というのはえてしてそんなものだ。
2009.12.14 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
椅子に座って勉強しつつ、柿を食べてていたら、腹部に激痛が走った。もう冗談にもならないレベル。あまりの痛さに椅子から降りることもできず、背もたれ機能をめいっぱい生かして、えびぞりになって悶絶した。
なんなんですか?!出産ですか?!というような凄まじい痛みで、ギャグマンガ日和にでてくる歯をむき出しにしたうぎぃいいーーーというかんじの人と同じような顔をしながら、うぎぃいぃーーーーーと悶えた。人はなぜ激痛に耐えるとき、顔をぐじゃぐじゃにして唇をまくりあげ白い歯をむき出しにするのだろうか。それともわたしだけか。とりあえず、もし万が一、赤ん坊を産むことがあっても、分娩室に関係者は立ち入り禁止だなと心に決めた。
痛みにゆがむ顔や、涙を流す顔がきれいな人というのは、得だよなと思う。本来、セックスアッピールになるはずのこれらの表情は、わたしがやると猿である。原始人とでもいえばいいのか。ぎゃあぎゃあと真っ赤になって泣き喚く産道をつたって出てきてすぐの赤ん坊のような顔になる。
どうもとっさに現れてくる表情が、わたしの場合は先祖がえりするらしい。無意識からでてくる反射としての表情だからだろうか。それにしても帰りすぎだろうと、エンドロールの真っ黒なブラウン管に映りこんでしまった自分の顔を見るたび、うんざりする。
「やばいときは泣く」と言っていた子がいた。なるほど、”やばいとき”に見せられた彼女の泣き顔はたしかに美しかった。はらはらと、というかんじがまさにどんぴしゃであった。そうやって水際をついついと上手に渡っていく人だった。
やばいとき。やばいとき。やばいときに、わたしはやっぱり猿のような顔をするんだろうなと思う。うぎぃうぎぃと鳴くのだろうなと思う。
このあいだ、くやしくて悲しくて情けなくてどうにもならなくなったから、あえて一人、部屋の中でうぎぃいいいっーーーーーと猿の顔で泣いてわめいて暴れてみた。悪くはなかった。こんなふうに、泣き顔をだれにみせることもなく、わたしはひとり猿を飼いながらゆくのだろう。
腹痛は10分もするとケロリと治った。なんだったのかはよくわからない。洗面台まで行ってわざわざ自分の顔を確認してみた。いまは人間の顔をしていた。けどこいつ、実は猿なんだぜ。鏡に向かって歯を剥き出しにして笑ってみる。不細工というよりいっそ不遜だ。いいじゃないか、猿でも。
>黒谷さま
いやはや、レスが遅くなって申し訳ないです。
なるほど、かくれ深海魚という種別もおるのですね。
ひとの話を聞くのはすきなので、ぜんぜん迷惑とかいうことはないのです。もうまったく。
むしろ面白いなぁてなぐらいなので、よかったらまた深海魚の生態の報告をお願いします(笑)
2000字でも3000字でも、もういくらでもどうぞ。熱く語ってくださいまし。
書き散らしているわたしの日記を、ちゃんとひろってくれて毎度ありがとうございます。
毎度っていうと、サザエさんぽいのだけれど、まさに、もう、毎度!ありがとう!というかんじなので。まいど。
2009.12.11 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
忍者ブログ [PR]