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    <title>犬道</title>
    <description>犬も歩けば穴に落ちる</description>
    <link>http://dogway.blog.shinobi.jp/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>ブログ移行のおしらせ</title>
      <description>&amp;nbsp;まだのぞきにきてくださっているお方。ありがとうございます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ブログだけ別のところに移って、ほそぼそと動かしていくことにしました。&lt;br /&gt;
そのうち『裸のランチ』からとぶ場所も『犬道』から、あたらしいブログの方にかえようと思います。&lt;br /&gt;
いままで『犬道』をのぞきにきてくれた、ありとあらゆるお方にありがとうございます。&lt;br /&gt;
犬道のかなの気に入っている記事だけは新しい方にも移行しています。&lt;br /&gt;
おつきあいくださるぜ！という男気にあふれたお方は、新ブログ『豆にまいりましょう』でもよろしくをば。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新ブログ&lt;br /&gt;
http://d.hatena.ne.jp/mameco924/&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br type=&quot;_moz&quot; /&gt;</description> 
      <link>http://dogway.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%9B</link> 
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      <title>ごめんごめんと西戸崎</title>
      <description>&lt;p&gt;どうも、ごぶさたですみません。&lt;br /&gt;
最近は、文明の利器に毒されて、twitterなどでぶつぶつとつぶやいております。&lt;br /&gt;
長文が書きたくなったら、また帰ってくると思います。気長にみていてださるとうれしいです。&lt;br /&gt;
あんまり間が空きすぎなのも、なんなので、twitterのほうのアドレスを張っておきます。&lt;br /&gt;
いまだにこのブログを見てくださっている神様のような奇特なお方は、もはやそんな期待をしてはおられないとは思うのですが、萌えばなしはあんまないです。ごめんなさい。&lt;br /&gt;
&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://twitter.com/tamizoh&quot;&gt;http://twitter.com/tamizoh&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
フォローしてくれると、よろこびますが、基本へたれなのでメッセージを送ってくださるとかしないと、こわいのでフォローしかえしたりしません。あしからず。と、いうかダメ人間でげすな。&lt;br /&gt;
&amp;nbsp;&lt;/p&gt;</description> 
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      <title>生きながらブルースに葬られ</title>
      <description>　家でだらだらしていると、ぷーぷーぷーと何度も車のクラクションが聞こえる。そんなのがよくあって、近所に異常にキレやすい人でも住んでんじゃないのかと思っていたのだけどそうではなくて、近くに葬儀場があった。あの車のクラクションは死んだ人が火葬場に向かうときの音だった。&lt;br /&gt;
　クラクションを鳴らす習慣は、もとは葬式を家でしていた頃、死んだ人の入った棺を家から担ぎ出すときに、お茶碗を割ったなごりであるらしい。国葬で儀仗兵の吹き鳴らすファンファーレとはまったく別のところからきている。&lt;br /&gt;
　田舎のじいさんがこのあいだ死んで、葬式があった。四国の田舎だからそれなりに儀式があって、じいさんは生前愛用していた茶碗を割られ、白木の棺桶のふたは家族が石でもって釘をうちつけ閉じていく。火葬場に向かう前にその棺は親族の男たちに担がれて、西向きに三度半くるくるとまわされた。&lt;br /&gt;
　森に捨てられる前に、ヘンゼルとグレーテルは山の中をむやみやたらと連れまわされたのだったかと、それを見ながら思った。嫌だなぁと思った。それらの儀式はみな「お前は死んだんだから、もう帰ってきてはいけないよ」と帰り道を断ち切るためのものに見えた。まるで死んだ人がこの世に未練たらたらであるようでないか。わたしが死んだらこんなことされるのはまっぴらだな、と思った。未練なんてあるものか。死ぬぐらい、きっちり一人で死にきってみせるわ。きっちり生きて、きっちり死ぬのだ。なだめられたり、帰り道をふさがれたりして、極楽浄土に行くことを強いられるなら、無理に現世に居座って悪霊になるほうが何ぼかましだ。&lt;br /&gt;
　わたしは死んだら、ただ焼いて、骨は海に撒いてほしい。ジャニス・ジョプリンは太平洋に骨を撒いていくれと言っていて、２７歳のときタバコを買ったお釣りの４ドル５０セントを握りしめてホテルの部屋でひとりで死んだ。それで、その言葉のとおり今は海の藻屑だ。藻屑。藻屑っていい言葉だとおもう。なんか色気がある。べつに、わたしは海のゴミでもなんでもいいのだけれど。そのうちに藻屑も糞もなくなって、やがてすべてに還るだろう。&lt;br /&gt;
　わたしはジャニス・ジョプリンほどバランスが悪いわけでもロックでもないから、たぶん６０歳ぐらいまでは生きると思う。生きて、やることをやって、疲れ果てたように死んで、そしたら白い骨が粉になるまでよくよく焼いて、わたしをただ海に撒いてほしい。</description> 
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      <title>ちょちょちょっとチチョリーナ</title>
      <description>&amp;nbsp;自作のしょうが焼きが死ぬほどまずい。前の晩、下ごしらえで肉を調味料に漬けるときに砂糖を入れすぎたせいだ。まぁ、なんとかなるだろうと思って食べたが、なんともならなかった。人生にとりかえしのつかないことはあるのだと知った、冬の日の朝飯。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ボン・ジョヴィの『Livin' On A Prayeｒ』にはまって、家にいるときは風呂はいってるときとクソしてるとき以外はずっと聞いている。ごつい高音質ヘッドフォンを装着し、　目はボン・ジョヴィがところせましと駆け回るPVの画面に釘付け。その状態で晩飯を食べていたら、納豆をねっとりズボンの上に落とし、かつカーペットの上にも落とした。いそいで拭きとってみたけれど、納豆ってほんとうに臭いんだなということを、しみじみ教えてくれる残り香がきえてくれない。このカーペットはボン・ジョヴィにささげたのだ、この納豆臭はわたしのボン・ジョヴィへの献身のあかしなんだ！と自己正当化して泣く泣くカーペットを寒空の下で丸洗いした。以来、ボン・ジョヴィを思うと納豆をかならずセットで思い出す。ボン・納豆・ジョヴィみたいな。すごく複雑。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　知り合いに、自分以外はみんなバカだと思っている超インテリの自称変態がいる。彼はいっつもtwitterなんかに今なにしてるとか、どこにいるとか、こんなのどうだろうとか、誘い受けみたいなコメントをひっきりなしにあげている。なんとなく、さみしいんかなと思う。変態を名のるなら、変態らしくひとり毅然と変態道を行けばいいのに。すべてをバカにしてるなら、人から何かを与えてもらおうとなんか、しなければいいのに。なんとも分裂しているなぁと思う。けど彼は、たまに奢ってくれるので、けっこう好きだ。</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>南無阿弥陀仏のエクスタシー</title>
      <description>&lt;p&gt;　「あなたは将来、アンパンにシールを貼る仕事をするしかないような人間だ」&lt;br /&gt;
という大変にありがたいお言葉をいただく。「あなたのことを思うから」言ってくれたらしいが、どうも彼女はわたしの話を３割ぐらいしか聞いてくれていないような気がするので、とても微妙だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「あなたのために」と言われたことのある状況を思い返すに、そういう言い回しをする奴は、たいがい嫌な奴だったなぁと思う。ちなみにわたしも使ったことがあるが、その状況を思い返してみても、やはり自分もじつに嫌な奴であったと思う。たいへん、ごめんなさい。&lt;br /&gt;
　「あなたのために」という言葉は、自分の言ったことを正当化しようとするときによくでてくる。意見なら意見、文句なら文句で言えば相手も受け入れるなり、反論するなりできるのに「あなたのために」「あなたのために」といわれると、ぐぅの根もでない。素直に受けいれればそれでよし、受け入れなければ「思いやりのある助言」を聞く耳もたない相手を悪者にできる。自分も使ったことがあるから分かるけど、どちらに転んでも負けないですむという、実に巧妙な言葉だ。ずるいなぁ。わたしも彼女も、使う人はみんなずるい奴だなぁと思う。&lt;br /&gt;
　本当に相手のことを思っているなら、そんな言葉は使わないはずだ。相手を深く傷つけるかもしれない言葉を、自分を安全地帯においておきながら発しようとするなんて、卑怯であることはなはだしい。もし、相手を思うあまりに言うならば、相手の痛みの届く距離で、自身も傷つく覚悟で言うだろう。それがどんな感情からでていても、相手を痛めつける可能性があるならば、同じだけの痛みを自分も引き受けなくていはいけないんじゃなかろうか。それが、言葉を使うということの責任だ。&lt;br /&gt;
　だから、「あなたのために言っているのに」と昔、わたしは腹を立てたけど、あなたじゃなくて自分のほうがよっぽど大事だったから、そんな言葉をつかったのだなと、ああ、悪いことをしたと、今更のように思った。嫌なことを、やられてみないとわからなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ちなみにアンパンの前には、「わたしはぜんぜん平気だけど、あなたは人から怖いと思われると思うの。それできっとみんなに嫌われるわ」がくっついている。ほんとうにわたしのことが怖くて嫌いなのは、あなたなんじゃないですか？とたずねればよかったのだと気がついたのは、二日後、自宅の風呂の中でだ。湯船で悶絶躄地してみたが、見事に後の祭りであった。&lt;br /&gt;
　彼女は自分が「自分は特別な人間だから、どこへ行っても人とはうまくやれない」ことを誇っているような人で、「あなたはわたしと違ってフツーだから」が彼女の口癖だった。その彼女が、しかし、わたしを批判しようとしたときにもちだしたのは「みんな」という言葉だ。ああ、もう、なにをやっているのだ。&lt;br /&gt;
　とりあえずメールで、「わたしは○○さんより、ぜんぜんフツーのはずなのに残念です！もっとフツーになれるようにがんばります！！！」と送ってみた。返信はまだ来ない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　来ない返信をイライラと待つそのうちに、なんだかすごく切ないようになってきて、「ためになりました。懲りずにまた遊んでくださいね！」という文面を打ってみた。すこし考えてそのメールは送信せずに消した。やっぱり、返信はまだ来ない。&lt;/p&gt;</description> 
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    <item>
      <title>あけまして、おめでとう。</title>
      <description>&lt;div id=&quot;diary_body&quot; class=&quot;FANCYURL_EMBED&quot;&gt;初夢 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　なぜかレイ・チャールズとスティーヴィー・ワンダーといっしょにピアノの連弾をすることになっていた。「無理です。できません」と言って、必死に断ろうとするのに、みんな許してくれない。 &lt;br /&gt;
　きびしい警備をかいくぐって、商店街の自転車を蹴倒して逃げるところで目が覚めた。 &lt;br /&gt;
　あとから思うに、あのお二方ならばわたしがどんなバカなことをしても、難なく笑ってフォローしてくれたはずだ。あの時わたしは、なにがそんなに怖かったんだろう。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
初詣 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
　奈良県は明日香村に行ってきた。 &lt;br /&gt;
　石舞台古墳にはいったら誰もいなかったから、石組みの玄室の中で死者のように横たわってみた。足元の傾斜のせいか、天井がおおきくまわり落ち込んでくるような頭痛がして、すぐに起き直った。 &lt;br /&gt;
　生きているもんが死んだものの真似なんて、軽々とするものではないなと思った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
初売 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　大型ショッピングモールのなかをふらふらする。エスカレーターでわたしの前に、小児麻痺らしい少年と、その少年の乗った車椅子を押している父親が来た。 &lt;br /&gt;
　父親はひどく厳しげな表情をしていて、背中からはびりびりとあたりを威嚇するような空気がでている。 &lt;br /&gt;
　腹に子を抱いた、孕み女と同じ顔だった。子どもを全身でつつみこみ、守ろうとする母親の顔だ。 &lt;br /&gt;
　男親でもこんな顔をすることができるのかと思った。わたしはそのことをずっと知らなかった。 &lt;br /&gt;
　お父さんというのを久しぶりに見た。いい日だった。 &lt;br /&gt;
&amp;nbsp;&lt;/div&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>グレープルーツ・ジュースとオノ・ヨーコ</title>
      <description>　グレープフルーツ・ジュースを古本屋で買ってきた。 &lt;br /&gt;
　テレビに出ていたオノ・ヨーコの、ジョン・レノンを悼む沈黙があまりにかっこよかったので、夜中に自転車をこいで買いにいった。 &lt;br /&gt;
　帰って、開いて、また閉じて。 &lt;br /&gt;
　ご飯を食べて、お風呂に入って、部屋掃除して、また開いたけど、また閉じた。 &lt;br /&gt;
　背筋が冷えていくほどに、つよい言葉の連なりである。 &lt;br /&gt;
　何かをあてれば散るかと思って、だらだらニュースを流しているが、やっぱり未だに読めないでいる</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>概念と実物のあいだ</title>
      <description>&lt;p&gt;「なんかもう、うんこだよ」&lt;br /&gt;
と、弟に言ったら&lt;br /&gt;
「そうだね、ねぇちゃんは形而上学的うんこってかんじがするよ」&lt;br /&gt;
と言われた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
とりあえずわたしは形而上学なうんこらしい。&lt;/p&gt;</description> 
      <link>http://dogway.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%A6%82%E5%BF%B5%E3%81%A8%E5%AE%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A0</link> 
    </item>
    <item>
      <title>このごろとってもチャールストン</title>
      <description>&lt;p&gt;吉野朔美大先生の『栗林かなえの犯罪』のなかに、こんなセリフがある。&lt;br /&gt;
「女は自分のことを追いかけそうもない男が好きなのさ&lt;br /&gt;
　男も自分のことを追いそうもない女が好きなんだ」&lt;br /&gt;
　大人数の飲み会に出てみたら、うっかり、二人の女が一人の男をとりあう場面にいきあってしまった。&lt;br /&gt;
　両方とも、男の気を引こうと必死で、相手を蹴散らそうと必死である。&lt;br /&gt;
　自分のほうが男と親しいことを暗に示そうとして張り合い、男の気をすこしでもひこうとして痛々しいほど媚びをうる。ふつうならそんなこと絶対言わないであろうやさしげな女の子が、はやるあまりにひどくえげつない言葉を口にするのを見ていると、恋ってむごいなぁと思う。&lt;br /&gt;
　「恋をするって、もっと楽しいものだと思っていた。こんなに自分が醜くなって、こんなに自分が嫌いになるなんて思ってなかった」&lt;br /&gt;
　と、いうセリフをどこで読んだかは忘れたが、そんな女の子の姿を見かけるたびに、ああ本当にそのとおりなんだなと思う。ちょっと抱きしめたいぐらい、その切実なすがたが愛おしい。&lt;br /&gt;
　けれど、そこまでして想われた男が秋波を送っていたのは、男にさほど興味のなさそうな、第三の女にであった。&lt;br /&gt;
　なんだかとってもやりきれないが、世の中というのはえてしてそんなものだ。&lt;/p&gt;</description> 
      <link>http://dogway.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%94%E3%82%8D%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%82%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3</link> 
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    <item>
      <title>がぎぐげげげげと猿は鳴き</title>
      <description>&lt;p&gt;　椅子に座って勉強しつつ、柿を食べてていたら、腹部に激痛が走った。もう冗談にもならないレベル。あまりの痛さに椅子から降りることもできず、背もたれ機能をめいっぱい生かして、えびぞりになって悶絶した。&lt;br /&gt;
　なんなんですか？！出産ですか？！というような凄まじい痛みで、ギャグマンガ日和にでてくる歯をむき出しにしたうぎぃいいーーーというかんじの人と同じような顔をしながら、うぎぃいぃーーーーーと悶えた。人はなぜ激痛に耐えるとき、顔をぐじゃぐじゃにして唇をまくりあげ白い歯をむき出しにするのだろうか。それともわたしだけか。とりあえず、もし万が一、赤ん坊を産むことがあっても、分娩室に関係者は立ち入り禁止だなと心に決めた。&lt;br /&gt;
　痛みにゆがむ顔や、涙を流す顔がきれいな人というのは、得だよなと思う。本来、セックスアッピールになるはずのこれらの表情は、わたしがやると猿である。原始人とでもいえばいいのか。ぎゃあぎゃあと真っ赤になって泣き喚く産道をつたって出てきてすぐの赤ん坊のような顔になる。&lt;br /&gt;
　どうもとっさに現れてくる表情が、わたしの場合は先祖がえりするらしい。無意識からでてくる反射としての表情だからだろうか。それにしても帰りすぎだろうと、エンドロールの真っ黒なブラウン管に映りこんでしまった自分の顔を見るたび、うんざりする。&lt;br /&gt;
　「やばいときは泣く」と言っていた子がいた。なるほど、&amp;rdquo;やばいとき&amp;rdquo;に見せられた彼女の泣き顔はたしかに美しかった。はらはらと、というかんじがまさにどんぴしゃであった。そうやって水際をついついと上手に渡っていく人だった。&lt;br /&gt;
　やばいとき。やばいとき。やばいときに、わたしはやっぱり猿のような顔をするんだろうなと思う。うぎぃうぎぃと鳴くのだろうなと思う。&lt;br /&gt;
　このあいだ、くやしくて悲しくて情けなくてどうにもならなくなったから、あえて一人、部屋の中でうぎぃいいいっーーーーーと猿の顔で泣いてわめいて暴れてみた。悪くはなかった。こんなふうに、泣き顔をだれにみせることもなく、わたしはひとり猿を飼いながらゆくのだろう。&lt;br /&gt;
　腹痛は１０分もするとケロリと治った。なんだったのかはよくわからない。洗面台まで行ってわざわざ自分の顔を確認してみた。いまは人間の顔をしていた。けどこいつ、実は猿なんだぜ。鏡に向かって歯を剥き出しにして笑ってみる。不細工というよりいっそ不遜だ。いいじゃないか、猿でも。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＞黒谷さま&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いやはや、レスが遅くなって申し訳ないです。&lt;br /&gt;
なるほど、かくれ深海魚という種別もおるのですね。&lt;br /&gt;
ひとの話を聞くのはすきなので、ぜんぜん迷惑とかいうことはないのです。もうまったく。&lt;br /&gt;
むしろ面白いなぁてなぐらいなので、よかったらまた深海魚の生態の報告をお願いします（笑）&lt;br /&gt;
２０００字でも３０００字でも、もういくらでもどうぞ。熱く語ってくださいまし。&lt;br /&gt;
書き散らしているわたしの日記を、ちゃんとひろってくれて毎度ありがとうございます。&lt;br /&gt;
毎度っていうと、サザエさんぽいのだけれど、まさに、もう、毎度！ありがとう！というかんじなので。まいど。&lt;/p&gt;</description> 
      <link>http://dogway.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%8C%E3%81%8E%E3%81%90%E3%81%92%E3%81%92%E3%81%92%E3%81%92%E3%81%A8%E7%8C%BF%E3%81%AF%E9%B3%B4%E3%81%8D</link> 
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