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犬も歩けば穴に落ちる
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いやでいやでしかたなっかので、のらりくらりと避けていた人たちとの義理飲みがまとめてきてしまった。結構な回数はいっていて、行くたびに厄をもらう。
「犬子ちゃんはそんなに悩まなくていいのよ!わたしがいるんだから安心して!」
と、さほど親しいとも思えぬひとに言われて、ぞっとする。
わたしの存在をまるまる背負う覚悟もないくせに、なんでこんなことを言うんだろうか。そもそも、「わたしがいるからあなたは悩まなくていいのよ!」っていうのは、わたしという人格に対するひどい侮辱じゃないんだろうか。
人生のいちばん重要でおいしいところを、なぜ他者にゆだねにゃならんのだ。
わたしはわたし、あなたはあなた、で、それぞれが精一杯やってなんとかまっとうするのが人生というものだというのに、彼女はわたしの人生を自分が片手間でどうこうしてやれるほど甘っちょろいものだと思ったのだろうか。
別れしな、急に抱きしめられてそういわれて、とっさになに言われたのかわかんなかったのと、酔っ払ってたので「はぁ、ありがとうございます」とか、にっこり笑っていってしまった。
駅のホームで電車を待ちながら、ん?おかしいんじゃないかとやっと気がついて、くやしさにぐにりぐにりと身を捩りながら家に帰った。
この一連の厄の恐ろしいところは、精神的ダメージのみならず物理的肉体的弊害があることだ。運が悪いのか、体調が悪いのか、それとも頭が悪いのか。次の日には必ず食中毒に似た症状で寝込む。もう本当に食中毒かもしれないが、だとしたらすごいヒット率だ。
前々回は翌朝から吐きまくり、衰弱しすぎてもうすこしで点滴をうたれるとこだった。前回はひどい腹痛で体が動かせず、ベットの上で一日中うつらうつらとひどい悪夢を見つづけた。
しかしそれぞれの飲みは全部なんのつながりもないひとたちで、なのに揃いもそろって厄をぶつけてくるあたり、もしかしたらわたしは厄年かなんかなのかもしれない。運気の低迷時はからだを低くして、ひっそりと家にこもって厄災をやりすごすのが一番なのだけれど、昨今は『物忌み』がお断りの理由にはならないので現代の文明生活というのは不便だなと思う。
2009.09.24 | Comments(0) | Trackback() | 未選択
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